春の読書というか、最近読んだお勧めの本をまとめてみました。感想です。気になった本があれば読んでみてください。本を買うことは不要不急ではありませんが、気持ちが前向きになります。
樹木たちの知られざる生活
ペーター・ヴォールレーベン著 長谷川圭訳
子供が花や植物に興味を持つ前から読み進めている本。私にとってはとても読みやすく、樹木たちの生活や文化、知識がスポンジのように吸収されていく。
理科や科学、苦手だったが、この本を読み進めていくうちに、もし学生の頃にこの本に出会っていたらこっちの道に進んでたかもと思ったほど樹木の不思議に吸い込まれていく。。私の夫の実家は農家なので、これから機会があったら何か役立つ日が来るかもしれない。同じ作家さんの他の本も読みたい。
いとしいたべもの 森下典子著
こいしいたべもの 森下典子著
作家さんのたべものにまつわるお話がたくさん詰まっている。表紙が美味しそうで購入した私。
読み進めていくうちに作家さんがお茶を習っていることが出てきて、「典子ちゃん」と呼ばれている作家さん、あれ…と思い巻頭を読み返してみると、『日日是好日』も私は読んでいた。
日日是好日は茶道をテーマにした世界で、私にとっては全く縁のない世界。それゆえ、とても興味深くこれまた何十回も読んだ本である。
映画化が決まった後に、作家さんのことを勝手にこころの中で祝福しながら良かったなぁと思っていた。大喝采してた。
『いとしいたべもの 』も『こいしいたべもの』もどちらも私の大好きなたべものの話。食事をしながら読んだ。作家さんの味の記憶をちょっと覗いているような不思議な本だ。いわゆるフィクションの小説は苦手なのだが、多分ノンフィクションであろう、温かみのある本はとても好き。丁寧に時代背景を書いてくれてるので、理解も進むし、私の食欲も進むのである。
これがきっと「つらいたべもの」とか「くやしいたべもの」だったらわたしは手に取っていなかったと思う。多幸感溢れる表紙、内容だからこその素敵なたべものだなと思います。イラストもほんわかしていて好き。この2冊ももう何度も読んでいます。いつ読んでも美味しそう。
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なぜ⑥だけ買ったのかと聞かれたら、若い番号は映画の本編と同じだったので飛ばし、④以降の本を手に取り、ぺらぺらとページを捲っていたところ、⑥がその時の私には何かしっくり来た、何かヒントをくれそうな言葉が連なっていたんだと思う。
映画の本編を何となくうる覚えな私でも、楽しいお話。2人の子供の成長の話。日を置いて何度も読んでいます。そろそろ⑤が読みたくなってきた。
OZ magazin 4月号 春は横浜へ
定期購入を悩んでから早数ヶ月。読みたい月に買いたいし!と思いながら、毎月購入している。もはや買いたくない月がこれから出てくるのかが見ものである。
今月は横浜。横浜は私の人生の転換期の場所なので、思い出深い土地です。とは言え、「□□の○○が美味しい!」とか「横浜に行くなら△△」とか、そういう映える情報は持ってない。私にとっては、潮風にあたる出発の場所。海沿いの道が好きです。
いつかこの騒ぎが終息して家族や友人の健康がわかったら、出かけたい場所がたくさんある。6ページ目の編集長の方の言葉で泣きそうになりました。こんな大変な時にロケに行ってくれたモデルさん、編集者さん、ライターさん、感謝します。いつも通り、イラストもとても素敵です。私たちの心に寄り添ってくれている気がします。ありがとうございます。