最近甘いものに手が伸びてしまい、夫が忠告という名のおやつ制限をしてくる日が増えた。
とは言え、子育ては体力気力をフルに使うので、食べないと体が保たない。
子供との1日は長い。3回の食事に(手作り感推奨)、おやつ2回(食事の栄養補助)、適度な遊びや運動をさせ、昼寝をさせる。しかしこれを家事をしながら、食事を作り、お風呂に入れ、最後の夜の寝かしつけがクライマックスである。
家の中の遊びが手詰まりになると、盛大に愚図る。もう赤ちゃんではないので、お腹の底から声を出す。私が大きな声が出るようになったものだと感心していると、夫が子供をなだめ始める。
家の中で遊ばせるのに限界を感じ、短時間、近所の広い公園へ行った。ほとんど人はいない。
風が桜を巻き上げて、桜の風の中、子供が嬉しそうに桜とかけっこをしていた。
まだ秋のドングリがたくさん落ちていて、1つだけ帽子がついたドングリを大事そうにポケットにしまっていた。
樹木を観察していたので、子供と木の表面を観察したり、葉っぱの形を比べてみた。
「木の根っこは樹木さんが痛いから踏まないでね」と言うと、ヨシヨシしていた。そういう優しい子である。
春の散歩に満足したのか、午後はよく昼寝をしてくれた。
ちなみに夫は自然にはあまり興味が無く、花や植物、樹木もスルーである。最近は、格好良い車を教えている。得意分野は違う方が良い。
うちの子も絵本が大好きである。今好きな絵本を並べてみる。
おやすみ、はたらくくるまたち
はたらくくるまが大好きで、機嫌が良いと外でも大声で歌う。周囲の大人はびっくりするが、大声で歌を歌えることは良いことである。「はーい」と合いの手を入れて、私は一緒に歌っている。昼寝や就寝前に読むとさらっと寝てくれることもある。ポイントはしーおやすみくるまたちの「しー」を子供と一緒に人差し指を口に当てて、やると良い。
頻度:2日に1回
ちなみに「おはよう、はたらくくるまたち」もある。
しょうぼうじどうしゃじぷた
またまた、はたらくくるま好きの子供にお勧めの絵本である。消防車と救急車が出てくるお話だ。子供は消防車や救急車、パトカーのデザインが好きである。カッコいいのだという。1ページずつめくって、物語を聞いているようで(そんなことはなく)、「これはのっぽ君?」「これはぱんぷ君?」となかなか話が進まないのが問題である。じぷたが出てくる頃には、のっぽ君か、ぱんぷ君か、はどうでもよくなっているのでご安心を。
頻度:毎日
がたんごとんがたんごとん
次は電車である。蒸気機関車に色々な生き物が乗り合わせていくだけの話だが、何回も読んでいる。1日1回は読まないといられない絵本らしい。がたんごとん、がたんごとんという音が良いのだろう。我が家では「のせてくださーい」と一緒に手を振り、言うのが決まりである。
頻度:毎日
「ざぶんざぶん」もある
はらぺこあおむし
説明不要の人気作である。これを我が家では読むのではなく、歌う。保育園の影響で、はらぺこあおむしの歌を親子共に覚えた。YouTubeにある。フルーツの数字、曜日を完璧に覚えている。子供は振り付けも完璧である。あおむしがお腹が痛くなったら泣く仕草をしたり、さなぎになる仕草も、ただただ可愛い。
頻度:数日に1回、歌、振り付けあり
アンパンマンピアノえほん
これを絵本と呼ぶかは定かではないが、番外編として。これはピアノである。うちの子はかんたんモードでふんふん鼻歌を口ずさみながら、適当に弾く。ピアノモードで私がアンパンマンメドレーを練習するが、まだ子供はじっくり聴いてくれない。すぐかんたんモードにして、アップテンポのアンパンマンの歌を流そうとする。いとも容易く私はかんたんモードに負ける。ピアノを弾けない大人でも大丈夫。現に私が音符も読めないし、弾けないけれど、音階にドレミが振ってあるので、必死に練習している。
頻度:週1〜2回
成長と興味に合わせて絵本コーナーは整理整頓したが、他にもたくさんある。何歳になっても読書は面白いので、本が好きな子になってほしい。